【小中学生の保護者の方へ】 学級閉鎖中の過ごし方(元気な人向け)
- けいじ塾長

- 11月12日
- 読了時間: 3分

学級閉鎖で自宅で過ごす時間が増えると、
生活リズムや勉強のペースが崩れやすくなります。
体は元気でも、つい夜更かしをしたりYouTubeや
ゲームで時間が過ぎてしまったりすることは
誰にでも起こります。
しかし、「いつ・何をするか」を
あらかじめ決めておくだけで、
この期間を“成長につながる時間”に変えることができます。
ここでは、Tゼミが実際におすすめしている
自宅での過ごし方モデルを紹介します。
①まずは「維持モード」(誰でもできる形)
無理に頑張りすぎる必要はありません。
生活リズムと、勉強の感覚を保つことが目的です。
以下は中学1・2年生場合(例)です。
7:00 起床
7:30–8:00 朝の30分(思い出す・直し)
8:00–10:00 自由時間
10:00–12:00 算数・数学 / 理科(考える系)
13:00–15:00 ワーク・宿題(演習)
15:00–17:00 おやつ・自由時間
17:00–18:00 社会 / 英語 / 国語(暗記系)
19:00–20:00 社会 / 英語 / 国語(暗記系)
20:00–22:00 自由時間・入浴
22:00–22:30 夜の30分(整理・まとめ)
23:00 就寝
→ 生活リズムと勉強の感覚を保つための設計です。
「やる時間」と「休む時間」を分けることで、
必要な時に集中できます。
② まだまだいける!攻めのプラン「3・4・3」
テスト前、受験生、もう一歩踏み込みたい人向けの過ごし方です。

朝(7:00–12:00)…3時間:思考(考える系の科目)
昼(12:00–18:00)…4時間:演習(問題演習・反復)
夜(18:00–23:00)…3時間:暗記・仕上げ
ここで大事なのは、
「1日中10時間も勉強し続けるわけではない」ということです。
朝は5時間のうち3時間、昼は6時間のうち4時間、
夜は5時間のうち3時間が勉強時間で、
それぞれの時間帯に約2時間ずつ、
休憩・食事・入浴などに使える余白があります。
つまり、ずっと頑張りっぱなしではなく、
“集中する時間”と“休む時間”をセットで設計
したスタイルです。
だから見た目は「10時間」でも
、気持ちや根性に頼らず、落ち着いて続けられる学習リズムになります。

この「3・4・3」は、
2002年W杯 アルゼンチン代表の
“攻めるフォーメーション”になぞらえています。
守りに入らず、前に進んで点を取りにいく姿勢。勉強でも、前へ進み続ける意識が力になります。
成績が伸びる「夜 → 朝」の回収サイクル

🌙夜に30分、今日の内容を整理する。
(なぜ間違えたか、どうすればできたかを言葉にする)
そのまま寝ることで記憶が整理される。
🌞朝に30分、自分の力で思い出す。
(何も見ずに説明できるかを確認する)
覚えるだけでは点になりません。
大切なことは、「自分で取り出せる状態」になっていること。
覚えただけでは点になりません。
👉 自分の力で“再現できるか”が鍵です。
まとめ
・ 学級閉鎖は「落ちる期間」ではなく 整えて伸ばす期間
・ 終わりが見える時間帯に勉強を置くと集中しやすい
・ まずは 維持モード → いける日は 3・4・3
・ 夜30分 → 朝30分 が 理解を点につなげる流れ
この内容は、今日からすぐに実践できます。
必要なときに思い出せるように、画面メモやノートに控えておくと便利です。
同じように過ごし方に迷っている人がいれば、是非シェアしてください。
